【映画】宇宙には地球外生命体がいるのか!?エウロパを見た感想
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宇宙が好きなので、エウロパという木星の衛生を題材にした映画を見てみました。
ネタバレをしつつ感想と、てきとーな考察などをしてみます。
あらすじ
木星の第2衛星エウロパの凍結した地表の下に海の存在が確認される。その中には、単細胞生命がいるかもしれないという情報も。そんな中、世界でもトップクラスの6人の宇宙飛行士がエウロパを調査することに。しかし、宇宙船では極めて深刻な故障が生じ、地球との交信も遮断されてしまう。閉塞的かつ危機的な状況下で、宇宙飛行士たちが探索を継続すると……。
簡潔なまとめ
お金を持っているベンチャー企業が有能な宇宙飛行士を募って木星のエウロパ探索に行くも、宇宙船の故障や未知との遭遇をしてしまう。。。
エウロパとは
エウロパまたはユーロパ (Jupiter II 英語: Europa) は、木星の第2衛星である。ガリレオ衛星と呼ばれる木星の四大衛星の中では最も小さく、発見されている木星の衛星の中では内側から6番目を公転する。地球の月よりわずかに小さく、太陽系内の衛星の中では6番目に大きい。1610年にガリレオ・ガリレイによって発見され、ギリシア神話のゼウスが恋に落ちたテュロスの王女エウローペーにちなんで名づけられた。比較的明るい衛星で、双眼鏡でも観察できる。
エウロパの主成分はケイ酸塩岩石で、水の氷からなる地殻を持ち、おそらくは鉄とニッケルからなる金属核を持つ。また、酸素を主成分とした極めて薄い大気を持つ。表面にはひび割れや筋状の構造が見られるが、クレーターは比較的少ない。
エウロパは既知の太陽系の天体の中で最も滑らかな表面を持っている。表面が若く滑らかであることから、地下には水の海 (内部海) が存在するという仮説が提唱されており、その海に地球外生命が存在する可能性についても議論されている。主要な理論モデルでは、潮汐力によるたわみに起因する加熱によって海が液体の状態に保たれ、プレートテクトニクスに似た氷の動きを駆動し、表面から下の海へ化学物質を吸収していることが示唆されている。内部海に起源を持つと思われる塩がエウロパ表面に見られるいくつかの地形を覆っており、このことから内部海は海底との相互作用を起こしていることが示唆されている。これはエウロパにおける生命の居住可能性を決める上で重要な要素である。さらにハッブル宇宙望遠鏡による観測では、土星の衛星エンケラドゥスで発見されているものと似た水蒸気の噴出が検出されている。これは氷火山の噴火現象に起因するものであると考えられている。2018年5月には、1995年から2003年まで木星を周回していたガリレオ探査機で得られたデータの厳密な分析に基づき、エウロパでの水の噴出活動の存在を支持するさらなる証拠が得られている。このような噴出活動の存在は、衛星表面に着陸すること無くエウロパの内部海における生命の探査を行うための手助けになるのではないかと科学者は考えている。
エウロパは地上望遠鏡による観測に加え、1970年代前半以降は探査機のフライバイによる探査も行われている。1989年に打ち上げられたガリレオ探査機のミッションでは、現在のエウロパの全体のデータが得られている。これまでにエウロパに着陸した探査機は存在しないが、周回機や着陸機などのミッションがいくつか提案されている。例えば欧州宇宙機関が2022年に打ち上げを予定しているガニメデを主目的とした探査計画である JUICE では、ミッション期間中に2回のエウロパのフライバイを予定している。またアメリカ航空宇宙局では2020年代中盤に、エウロパを集中的に観測するエウロパ・クリッパー(英語版)の打ち上げを計画している。
氷で覆われた星で、平均温度は-150度〜-200度くらい。
超極寒ですね。
それもそのはずで、太陽から離れてるんですよね。
基本は太陽との距離が離れれば離れる程温度が下がるということです。
参考に地球より太陽に近い金星が平均400度くらい、地球より太陽から離れている火星が-40度くらいです。
木星が火星よりも更に太陽から離れているので温度はもっと低いという訳ですね。
こうして見ると地球が丁度良い位置で人が生活できる温度であることが奇跡ですね。。。
映画の良かった点
地球外生命体がちょっとだけ出演
最終的に光るタコが出て来て終わりという感じです。
これは地球外生命体なわけですが、最後にちょっとだけ出たところが良かったですね。
地球外生命体が頻度良く出てくるともはやモンスターパニックものになってしまうんですが、最後にちょろっと出るだけなのでちゃんとエウロパの探索が話のメインという軸がぶれていなかったのがgood!
ドキュメンタリー風
ありがちではありますが、インタビュー形式の映像を映したりしてドキュメンタリー風に仕上げていてリアリティみたいなものを演出していたのが良かったです。
木星のワクワク感
このような感じで、氷の世界が描かれていて綺麗で胸熱でした。
実際はこんな感じ。
他の星に比べると滑らかな表面をしているようです。
映画の悪かった点
地球外生命体がチープ
最後にこのような地球外生命体が一瞬出て来ます。
自分で発光する器官を持った大型のタコの様な生物に見えました。
いるとしたら、こんな生物は有り得そうですが、ある意味想像通りの域を出ないというか、どうせならもうちょっと奇想天外な生物を描写してくれても良かったけどなと思いました。
とんでもなくデカイ魚のような生物とかそんなのが出て来たら熱かったんですが。
エウロパの謎
なぜ有人探査ができないのか?
距離が遠い
地球からエウロパまでの距離はおよそ628,300,000キロメートル。
光の速さで35分。
現在の技術だと、エネルギー問題度外視で1年1ヶ月、ただこれは現実的では無いので燃料を節約しながら行くとなると5年程度かかるようです。
片道5年、往復10年ですね。
有人ですと食べ物なども大量に必要になりますし、宇宙空間に10年居続けるのがまずありえないようです。
今までは長い人で6回で800日、2回で約1年というような感じらしいです。
上記を考えると、1回で10年は無理ゲーですね。
放射線が強過ぎる
放射線の水準は、一日あたり 5,400 mSv の被曝をする量に相当するが、この放射線量は、一日の曝露で人間に重大な疾患や死をもたらしうるほどの水準だそうです。
行ったところで、まともに調査をする前に死んでしまうということですね。
今無人での調査しか行われていないのも納得です。
生物が存在するのか?
かなりテンションが上がってしまうんですが、このような感じで地表の下に3キロの氷の層があり、その下に海が広がっているそうです。
この海の中では火山活動も行われていて、この影響か時折水蒸気が噴き出しているらしいんですよね。
こんな感じで。
NASAの探査機などが、この水蒸気に突っ込んで成分を採取して生物がいるかなどを調査しているらしい。
ちなみに、海底火山があるところって生物が存在しやすい環境の様なのでわりと生物がいる可能性は高いと思われます。
エウロパの水の中は太陽光なんて届かないんですが、地球でも深海で水と火山ガスだけで生活できる生物が発見されているそうなんですよね。
これが揃っているので、かなりの確率でそういった単純な生物はいるのではと言われているようです。
一説にはバクテリアやアメーバみたいな微生物はいる可能性が高く(これは立派な地球外生命体)、酸素がどの程度あるか次第だが魚くらいはいるかもしれないということです。
クジラレベルの巨大生物はあんまり現実的ではないとか。
というのも、そこまで大きい生物が存在する=餌になる大量の生物が必要ということで、そこまで生物の楽園みたいなレベルになっているとは考えにくいとか。
ただ、宇宙なので全てが未知数ということもあり、まだわからないようです。
私たちの常識が宇宙の常識だとは限らないじゃないですか。
例えば、宇宙では酸素が無くても当たり前に生きれる生物がいるかもしれませんし、放射線を取り込むことでエネルギーにしている生物がいてもおかしくないわけです(ゴジラ的な)。
何があるかわからないので私たちが地球の規模で想像できる範囲を超えた超大型の生物とかが居てもおかしくないんじゃないのかと私は思っています。
例えばこんな感じ。
ワンピースの海王類みたいな100メートル以上のサイズの超大型生物いるなら、めちゃくちゃテンションが上がります。
氷の層から下には海があることはほぼ確実ということですが、実際に氷を削るにも3キロの厚さがありますし、海の中を一切見ていない訳で、とんでもない宇宙生物の楽園が広がっていてもおかしくないと思うんですよね。
いや、思いたいと言った方が正しいか。
まとめ
宇宙ものって今まであんまり見たことが無かったんですが、わりとありですね。
何というか夢がある。
作品によって様々な環境とか、生物が描かれていると思うんですが、全てが100%否定できないじゃないですか。
実際に隅々まで探索なんて全くできてないから。
宇宙は夢がありますね。
この映画自体も悪くは無いという感じですが、エウロパという星自体がロマンあふれる星ということもあり、宇宙の神秘や未確認生物、地球外生命体などに惹かれる人は見て楽しめる作品だと思います。
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