腎盂炎の対策!妊婦は腎盂炎になりやすい?
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
先日妊娠中の妻が「腎盂炎」という病気になりました。
往復1時間半かかる病院に、朝夕の2回通うというのをここ3日くらい繰り返していて結構大変な感じだったのですが、回復傾向になってきたのでちょっと書いてみます。
幸い命に関わる病気ではないのですが、本人は辛いらしい。。。
腎盂炎とは?
正式には腎盂腎炎(じんうじんえん)と呼ばれる病気で、尿道(にょうどう)から膀胱(ぼうこう)、膀胱から腎臓へと逆流した大腸菌(だいちょうきん)、緑膿菌(りょくのうきん)などの細菌が、腎盂や腎杯(じんぱい)、腎臓の組織(腎実質)などに感染して炎症を起こすもので、膀胱炎から移行するケースが多くみられます。腎盂、腎杯は、腎臓の中にあり、ろ過された尿がしみだしてくるすきまの部分です。
症状は、寒け、高熱、むかつき、嘔吐(おうと)、全身倦怠感(けんたいかん)、腎臓のあたりの痛みや腰痛(ようつう)などで、頻尿(ひんにょう)(頻繁に尿意を感じる)や残尿感(ざんにょうかん)、排尿時の痛みといった膀胱炎の症状をともなうことがよくあります。
子どもでは、こうした局所の症状よりも、発熱、ひきつけ、嘔吐といった全身症状が目立ちます。
実際の症状
寒気
寒気を感じることがあるようですが、妻の場合は夏で普通なら暑い状況なのに、しきりに寒いと言って半纏を着たりしていましたね。
7月に半纏を着る程って相当ですよね。
食欲不振、嘔吐
食欲も一気に減って、1回か2回嘔吐していたようです。
腰痛
腎臓がある付近(背中の中盤と腰の間あたり)で妻の場合は左側(腎臓は2つあり、どちらが病気になっているかで位置が変わるらしい)が痛いと言っていました。
腰痛に近い症状が出たら疑う必要あり。
高熱
高熱が出ていました。
低くても38度中盤、一番上がった時で39.6度という状況に。
体の節々が痛くて、頭も割れそうに痛くて何も考えられないと言っていました。
妊娠中だったということもあり、心配になり調べると高熱状態になるとお腹の羊水も熱くなってしまうようです。
赤ちゃんも熱くて苦しい状態に。
この状態が長時間続くと良くないということでしたので急いで病院へ。
赤ちゃん自体に直接の影響は無いけど、早産のリスクなどは上がるらしいです。
妊婦はかかりやすい?
妊娠中は抵抗力が落ちたり、栄養状態・ホルモン状態の変化により、様々病気にかかりやすくなります。その一つが膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症です。
尿は腎臓で作られます。腎臓は背中の肋骨の下の端より少し下、背骨の両側にあります。できた尿は尿管という細い筋肉の管を通り、背中側からお腹側に回り込み、骨盤の一番下にある膀胱までたどり着きます。
膀胱にたまった尿は、尿道という5㎝ほどの管を通り、排出されますが、尿管は細い管で、妊娠して大きくなった子宮に押しつぶされやすい位置を通っています。また、膀胱は子宮の真横にあり、大きい子宮に押されて容量が狭くなります。
妊娠中に頻尿になるのは、妊娠中期以降に子宮が大きくなって、流れが滞りやすく、排出されにくい環境になるためです。また、尿を出し切ったつもりでも膀胱内に尿が残ってしまう状態にもなりやすく、細菌にも感染しやすくなります。
まず、女性はこの病気になる確率が男性の2倍程あるらしいです。
更に妊婦は妊娠していない人に比べるとこの病気になる確率が上がるということで、妊婦の0.5%〜2%の人がなるらしい。
200人〜50人に1人ですね。
妊娠中は子宮が大きくなって膀胱が圧迫されるようで、頻尿になりやすいらしいです。
実際、妻もかなりの頻度でトイレに行っていましたね。。。
トイレを我慢したりして、排尿が出来ていない状況が長引くとまずいらしい。
そういえば、知人だった銀行員の女性が銀行の受付嬢はトイレに行く暇が無いから膀胱炎になりやすくて、酷い人は腎盂炎になったりすると言っていました。
職業的にトイレに行きづらい人はこの病気になりやすいらしいので注意。
対策
病院に行く
何だかんだこれが一番ですよ。
ちょっとでも怪しい症状があれば即病院に行くのが良いと思います。
妊婦であれば、いつも健診で通っている産婦人科でOK。
妊婦がなりやすい病気ということで、対応する準備は当然あります。
病院では抗生物質を点滴で入れてもらっていました。
これが朝夕2回。
また抗生物質の飲み薬を渡されて朝昼夕のそれぞれ飲むこと、また熱が出たら熱止めの飲み薬を別で貰いました。
妊娠中は病院で貰う薬以外は飲まないようにした方が良いです。
水分摂取
水分を多く取って尿の量を増やすことが重要のようです。
普段あんまり水分を取らない方だという人は意識して水分を取るようにした方が良いらしい。
病院では麦茶を飲んでと勧められていました。
妊婦はカフェインが良くないのでカフェインレスのもの。
私達が通っている病院ではずっとこれで、安全安心のノンカフェイン麦茶といえばこれが一番。
薬
腎盂炎になった人で事情があってすぐに病院に行けない場合などは薬を飲みましょう。
妊婦は辞めといた方が良いかもしれません。
一番信頼出来そうなのはこれ。
量が少なめならこちら。
身近な薬局でも売ってます。
まとめ
腎盂炎自体は昔聞いたことがあり知っていましたが、まさか身近な人がなるとは思いませんでした。
すぐに命に関わるような病気ではないとはいえ、高熱や腰痛が続くと辛いのでなるべく早く対策・治療をした方が良いです。
怪しい症状があれば、即病院へ行きましょう。