天然の半額以下の合成ダイヤモンドは需要がありすぎると思う
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
最近、合成ダイヤモンドというものが出てきたようです。
相当コスパが良さそうで個人的にはかなりありだなと思いました。
合成は安い
合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドの半額以下の値段で購入できるようです。
具体的に私が見たニュースでは
0.5カラットで
天然70万
合成30万
という感じ
大きくなればなるほどに比例して安くなっていってましたね。
5カラットくらいだと、値段は合成は天然の3分の1くらいだったような。
このような差が出るのは生成する期間に大きな差があるからというのが理由の様です。
天然は1億年以上の悠久の時をかけて少しずつ生成されるのに対して、合成は数週間で生成できるようです。
結晶版みたいなものに炭素を吹きかけ続けるとかそんな製法でした。
この理由であれば、大きくなればなる程に合成が安くなっていくのも納得できます。
ほぼ同じ見た目で2000万が700万になれば買う人も出てくると思います。
プロでも判別できない
プロ鑑定士の目でも天然と合成の違いはわからないらしいです。
更に成分を見るような簡易的な機械でもわからないと。
理由としては、天然も合成も成分が基本的には全く同じだからということです。
7万円程する更に高度な専門の機械を使ってやっと判定できるようです。(この機械で見ている指標などは公表されていませんでした)
もはや天然を買う意味なんて無いんじゃないの?
普段社交の場で宝石をつけている時にいちいち専門の機械で判定するなんてことはまず100%ありえないですよね。
普段から高い宝石を付けている人だらけのパーティに行っても、誰も付けている宝石が天然か合成かの違いなんてわかりません。
プロ鑑定士でも違いが判定できないのに素人がわかるわけがないです。
ということは、もう天然か合成かがわかるタイミングって買うときだけということになります。
それも、自分と販売店の人だけにしかわからない秘密ってことですね。
つまり、パーティの場で天然の様に振舞っていても何も問題が無いということです。
芸能人が当たり前の様に整形していても、誰も気にしないのと同じですね。
普段養殖マグロを気にせず食べているのも同じ。
相当に舌が肥えていなければ全く違いなんてわかりません。
というより、いちいち意識していない人も多いと思います。
本人の気持ちだけの問題
プロでも真贋の判定ができないとなると、もはや自分で言いふらさない限りは本当の価値がわかるのは自分一人ということになります。
本当はこれは天然じゃないんだけどなーみたいなことをいちいち気にするような人は苦しむかもしれませんが、宝石を買う人というものは大半が見栄のためだと思うんですよね。
天然だろうが人口だろうがどうでも良くて、とにかく見栄が張れれば全く問題無し!という人も多いと思います。
実物で見てもプロでも判定できないなら、インスタなどにあげる写真で判定できる人なんているはずがありません。
合成でもいくらでもドヤ顔が出来て、自己顕示欲は満たせると思います。
それでも天然を求める人
これは本当に凄いと思います。
・真の金持ち
・宝石をつけることにプライドを持っている
あたりかと思いますが、そんな財力を持っているのは尊敬以外無いですね。
平民から見ると超真上の存在とも言える。
共存可能?
宝石協会の人が天然と合成で共存していければと言っていました。
こればかりは的確な予想はできませんが、天然よりも合成の需要が上回るのではないかなーと思います。
私はコスパばっかり考える人間ですので合成一択なんですが、年齢が若い程お金は無いので合成に流れる傾向があるんじゃないかなーと思っています。
一方で、昔から天然を付けていてプライド?みたいなものを持っている年齢層が高い人などは天然を求めるのかなとか。
元々高級な宝石を買う層というのは金持ちなので、いちいち金額の多寡を気にしない可能性もあると思いますね。
ただ、キャバ嬢に貢ぐ層などは安い合成物を買いそうな気もしますし、天然に比べて最低でも半額から数分の一の値段で真贋がほとんど自分だけにしかわからないものが流行らない理由を考える方が難しいなと思いました。
世界の高いダイヤモンドを紹介
コ・イ・ヌール ダイヤモンド
インドで発見された巨大なダイヤモンドで、世界最古のダイヤモンドとも呼ばれている。
『マハーバーラタ』(ヒンドゥー教の聖典のうちでも重視されるものの1つ)にも名前が記載されているほど、歴史があるダイヤモンド。
この『コ・イ・ヌール』には「光の山」という意味がある。
カーカティーヤ朝時代から、盗まれたり、奪われたりして、インドの権力者の間を行き来していた。
最終的にヴィクトリア女王の所有となり、ロンドン塔に展示され、現在に至っている。
男性には悲劇をもたらす石として、女性には幸福をもたらす石として知られている。
そのダイヤモンド自体の価値に加え、歴史的価値により、もはや値段はつけられない。
もとは186カラットあったが1852年アルバート公がカットを要請し現在の105カラットとなっている。
ピンクスター ダイヤモンド
ピンク色のダイヤモンドは、他の色のダイヤモンドに比べて最も人気のあるカラー。
また、滅多に採掘されることのない稀少なダイヤモンドとしても知られており、そういった理由から高価格になる。
ピンクスターは、米国宝石学会が今までに鑑定した傷一つないピンクダイヤモンドの中で、最大の大きさを誇る。
元々132カラットだったが、2年にわたって研磨された結果、現在は59.6カラットとなっている。
2003年にモナコで初めて披露され、2013年11月13日に8320万ドル(83億円)で落札された。
ブルーダイヤモンド
かなり希少性の高くめずらしいブルーダイヤモンド。
6.04カラットで約10億円。
The Moussaieff Red ムサイエフ・レッド・ダイヤモンド
世界で最も大きなレッド・ダイヤモンド。
1990年ブラジルで一人の農夫が発見した。
推定10億円。
値段がつけられないダイヤモンドって凄いですね。。。
個人的にはピンクダイヤモンドが可愛くてありかなと。
一番羨ましいのはレッドダイヤモンドを偶然発見して億万長者になったブラジルの農夫。
まとめ
私個人としては、プロでも見た目に違いがわからない、成分もほぼ同じなら合成で全く問題無い良いと思いますね。
本物か偽物かなんてのは判定が出来るからこそ存在する概念で、普段使用する際にわからないのであればもう本物と偽物の境界線なんてないだろうと思います。
自分の気持ち的な部分に数百万か数千万のお金を出せるか否かという話になってくるのかなと。