池袋で老人暴走車に10人がひかれて2人が死んだ件と考えられる対策について
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
今日のニュースで取り上げられていた高齢の老人が運転する車が暴走して10人を引いたあげく女性2人(うち1人は子供)が亡くなった事件が衝撃でした。
憤りを隠すのが難しいくらい酷い事故です。
ニュース
19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で乗用車が歩行者らを次々とはねた。
警視庁によると、自転車で横断歩道を渡っていた無職松永真菜さん(31)=同区東池袋2丁目=と長女の莉子ちゃん(3)が全身を強く打ち死亡した。
運転していたのは無職飯塚幸三さん(87)=東京都板橋区弥生町=で、「アクセルが戻らなくなった」と話しているという。
同庁は運転操作を誤った可能性があるとみて、詳しい事故原因を調べる。
ちょっと調べてわかったこと
・運転してた人は通産省から農機具メーカークボタに天下りして副社長をやっていた人(既に辞めている)
・車はプリウス
・ガードレールにこすって同乗者のおばあさんが「どうしたの?危ないよ」と言うと「どうしたんだろうなあ」と発言→信号無視で一つ目の交差点に突入しておっさんとぶつかる→焦ったのかそのままひき逃げ→更にスピードアップ→次の交差点で横断歩道を渡っていた親子をひき逃げ(自転車が真っ二つになり親子が死亡)→そのままゴミ収集車にぶつかりつつ奥の横断歩道で7人に衝突して止まる
・アクセルが戻らなかったと発言
・事故後になんでこんな事故が起こってしまったのか原因を知りたいと誰かに電話
・自分で歩くことができないくらい足が悪い
サボりの思ったこと
感情論はいけないかもしれないと思いつつ、これは死刑ものだろうと思います。
3人ひき逃げ(うち若い命2つ奪う)からの7人を追加でひくというとんでもない暴走をしておきながら、何故か被害者面(恐らく無意識ですが老人特有)をしているという悪質さ。
自分で歩けないくらい足が悪くて運動能力が無い上に、ちょっとボケが入りだしていそうなのに過信して車を運転。
弁護士がボケていたとか責任能力が無いとかでっちあげそうですが、こんなのは弁護しないでいいだろうと。
最後にゴミ収集車がストッパーになってくれた感があったけど、それが無ければ更に被害者(更に死者も出ていたかもしれない)が増えていたのは明白です。
池袋に住んでいた人は一歩違えば、自分の家族や知人が被害者になっていたかもしれないです。
怖過ぎますね。。。
特に可哀想なのが、奥さんと可愛い3歳の娘を同時に失った子供の父親でしょう。
家族のために仕事に出勤していたのに、急に職場に電話が来て「奥さんと娘さんが亡くなりました」ってないですよ。
ショックという言葉で済まされるレベルじゃないでしょう。
つい1日前までは仕事から帰ったら奥さんと娘が出迎えてくれていたというのに。
アクセルが戻らないというのもふざけていますが、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでいたという老人が突っ込む事故でありがちなパターンでしょう。
このレベルの暴走事故になるともはや、殺人事件と言っても過言ではないと思います。
最悪でどうしようもない事件ですが、唯一はこの事故を起こした人が国の役人からの天下りで良いポジションにいたということです。
これが、お金をあまり持っていない一般の老人なら賠償能力も無く被害者達はどうにもならなかったでしょう。
金だけはそれなりにあるはずなので、遺族や事故の被害者に全額渡すべきでしょう。
それでも全然足らないでしょうが。
二人の命があまりにも重過ぎます。
釣り合うとか釣り合わないとかで考えるものではないですが、87歳の老人がまだ若い30歳ちょっとの女性と前途有望な未来のある3歳の子供の貴重な命を奪うというのが最悪です。
何てことをやらかしたんだというのが率直な感想ですね。
考えられる対策
飲酒運転の時の様に強制的に法律で縛るしかないでしょう。
というか、老人の事故は多いのに未だに強制力がある法律が無いのが謎過ぎます。
日本の闇の深さですね。
どうしても車が無いとどうにもならない過疎地域の老人はいますが、それはそれで対策を立てるべきでしょう。
ということで私が考えたのが以下。
・過疎地域用に無料か高齢者割引で安いタクシーを用意する
・80歳以上は強制で免許返納
・65歳以上は半年に1回シビアな運転テスト(参加しない場合は強制で免許返納。落ちた場合も強制で免許返納)
・返納後の無免許運転は死刑か無期懲役
こらくらいが妥当だと思います。
まず80歳で元気な人もいますが、大半が運転どころではない事実があります。
身体能力はもちろん落ちていますし、視力や聴力反射神経など運転に必須な器官の能力も落ちています。
ですので、80歳以上は強制で免許を返納させます。
どうしても車が無いと厳しい地域はあると思うので、特例で高齢者用の移動手段を国が用意すべきだと思います。
65歳くらいから能力がガクッと落ちる人は落ちるので、半年に一回という短いスパンでシビアな運転試験を行う。
この試験は相当シビアにすべき。
半年に1回シビアな試験を受けてまで乗らないといけないのかと思いますが、昨今の高齢者の事故を鑑みるとそれくらいは当たり前に必要だと思います。
逆にそれくらいの条件をクリアできないなら、乗るべきではない。
試験に落ちるか、そもそも面倒で受けないと言い出すと強制で免許返納。
高齢者の中にはモラルが欠如している自己中な人も多いので、免許返納後に平然と無免許運転をするかもしれません。
運転が上手いという勘違いと謎のプライドも高い人が多いです。
こういう返納後の無免許運転は問答無用で死刑か無期懲役。
ここまではキツすぎるのではと思うかもしれませんが、免許返納という事実がある上でルールを破るのは事故責任ですし、今回の凄惨な事故の様に若い命を奪ってしまってからでは遅いです。
命を天秤にかけるのはダメかもしれませんが、90手前の老人が30歳と3歳の二人の命を奪ったという事実を見るとそうも言ってられないと思います。
以上を飲酒運転と同じ様に法律で縛る。
その他 プリウスが悪いという風潮
今回の事故はプリウスです。
老人のプリウスはヤバいとか、ルール違反はだいたいプリウスみたいな風潮もありますが、それは違うと思います。
単純に数が多いだけなんですよね。
数が多いから目につく機会が多いというだけだと思います。
なので、プリウスが悪いというのはお門違いかと。
まとめ
今回はあまりにも内容が内容なのでかなり感情論も入れてしまっていますが、実際は高齢者が悪いというより、運転能力なんてとっくに無くなっている高齢者が平然と運転できるようになっているルールが悪いと思います。
もっと言えば、ルールを作るべき機関が何故かルールを作っていないので機関、つまり国が悪いかなと思います。
走行税なんて余計なものを考える前にもっと他に考えることがあるだろうと思います。
私が今回考えてみた対策はちょっとシビアかもわかりませんが、近いことや似たようなルールは作られるべきだと思います。
今すぐに。
現時点で運転能力が無いドライバーが野放しになっている現状がまずいです。
まずすぎます。
今回の様な事件が繰り返されてはなりません。