高齢者の踏み間違い事故が多く、プリウスミサイルという言葉が誕生したようです
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
令和に入って、事故のニュースばかりですね。
その中でも、高齢者の暴走事故が相次いでいますが、車がプリウスであることが多いので「プリウス+老人=凶器」という図式が成り立っているかのようです。
ここまでプリウスの事故が多いと車側が悪いという意見が出るのもわかりますが、私としては単純に母数が多いのと、高齢者が選びやすい車であるというのもあるかなーと思っています。
今回タイトルはプリウスミサイルと付けていますが、メインは高齢者の運転について書いています。
事故を起こした高齢者が口を揃えて言うのが「ブレーキを踏んだのに急発進した」という言葉。
完全にただのアクセルとブレーキの踏み間違いな訳ですが、何故かこの様な言い訳をします。
実際に運転中に間違えた時はそんな錯覚になるだろうとは思いますが、事故後に冷静になるとただの踏み間違えだったなーということに気付いているはずですが。。。
自分が間違えたということ(衰えなど)を認識したくないのか、咄嗟に他のせいにして罪を軽くしようという悪知恵が働くのかはわかりませんが、素直に踏み間違いとは言わずに車が悪いかのように言う人が多い印象。
とりあえずは責任を他に押し付けて、自分は悪くないというのが高齢者の思考回路に良くあるパターンのようです。
最近あった踏み間違え事故の一例
・池袋で87歳の運転するプリウスが暴走 2人死亡、10人以上が怪我
・山形で72歳が歩道に突っ込んで女性2人が大怪我
・千葉県で公園に65歳が運転するプリウスが突っ込んで園児を庇った保育士が骨折
対策
今までは免許更新時のハードルを厳しくして強制免許返納をさせるなどの対策を考えましたが、今回は車側の対策を考えてみました。
60歳以上(この年齢は要検討)の人が運転する車は特別仕様にすることを義務付ける
一定の年齢以上の人が乗れる車は安全設備がついたものに限定するという案。
車の購入時に安全設備のための改造費で+αでお金がかかりますが、仕方ないので義務付けした方が良いのではと。
お金は国が負担となると厳しいので、高齢者の家族が負担が良いですかね。
高齢者に運転を許してとんでもない事故を起こされて困るのは家族だと思いますので。
負担が多少増えても、未来のある若い人や子供を殺してしまうよりは幾分良いかと。
また、負担が増えると車を手放しやすくなるので、自ずと高齢者ドイラバーの数自体が減るという副次的なメリットもあるかも。
案の一例としては以下。
アクセルやブレーキを踏む度に音声案内
「アクセルを踏みました」、「ブレーキを踏みました」とか。
頻繁だとうっとおしいと思うので、初回踏んだ時だけとかにすれば良いかと思います。
踏み間違えの最中は気が動転していていると思いますが、一定数は音声に気付いてハッとして踏み間違えを認識して修正するかもしれません。
音声を認識しても反射神経的に無理な人もいるでしょうが。
そもそも、そういう人はもう運転適性が無いと思うのですが。
ここの趣旨とはズレますが、免許更新時は反射神経のテストなどシビアなものを導入した方が良いと思います。
アクセルの加速を弱くする(もしくはアクセルを重くする)
高齢者がちょっと踏んだだけでも車は急加速します。
最近の車の性能が良いからなわけですが、車の性能アップに比例して暴走老人の危険さも増していくというのが厄介な話です。
スーパーカーは3秒で100キロ到達するみたいな加速力が売りな訳ですが、それと真逆でアクセルを踏み込んでからスピードが乗るまでにある程度時間がかかるようにすれば良いと思います。
あれ?おかしいぞ?と考えられるだけの時間を与えるというイメージ。
止まっている状態から勢いよく加速が必要なシーンも普通に運転している分にはそんなに無いですのでデメリットは少ないです。
若者からしたら、高齢者の車の発進が遅くてイラっとするようなシーンが出てくるかもしれませんが、そこは高齢者マークを貼ることと、また世の中的に高齢者の車はスピードが出ない仕組みになっているよという認識が広まれば問題無いかと思います。
トラックなどは速度制御装置がついているという認識があるドライバーも多いと思います。
実際に運転していて遅いトラックを見ても、これはそういう仕組みだからスピードが出ないのは仕方がないとなります。
運転手のせいではないということがわかれば、イラっとする頻度は減るかと思います。
自動運転は厳しいと思う
自動運転早く発展してくれ!みたいなのも時々見かけますが、現実的に結構きついと思います。
ちょっと前に自動運転のテストで死亡事故とか起きてましたし、私の車にも道路の線を読んでハンドルさえ触っていたら自動で走る機能がついていますが、精度は良くないです。
そもそも、全ての道路で線が完璧じゃないと成り立ちませんし。
少なくともまだ10年以上かかりそうです。
道路の整備とか、そもそも自動運転がついている車自体は高くて高齢者が買えないみたいな問題も出てくると思いますし。
私が上で上げたような例であれば、金の負担は運転したい人側だけですし、技術的にもお金的にも自動運転に比べるとかなりハードルが低いと思います。
こういうすぐに出来て効果がありそうな対策からちょっとずつ導入していけば良いのになーと思っています。
まとめ
免許制度についてもですが、車側に対策を施すという案もあげようと思えばいくらでも出てきますが対策が遅いのが不思議でなりません。
一般人でもちょっと考えれば思いつくことで有効そうな対策はたくさんあると思います。
一応サポカーという車側で急加速を防いだりする仕組みがある車も出てきているようですが、普及までは全然ですよね。
限定免許の導入案↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190509/k10011910261000.html
こういうのも出てきていますが、やっとかーという感じは拭えません。
全体的にスピード感が無いと思ってしまいます。
対策のスピードが遅いのは、ルールを決める側の役人に高齢者が多いとか、自分達で車を運転する人が少ないからとか邪推してしまいますが。。。
こういう人達の中には年齢的に孫がいる人も多いと思うので、そういう人達は昨今の園児が犠牲になるニュースなどでちょっとずつ真剣に考えるようになるのでしょうか。
連日メディアが高齢者事故を取り上げていますが、注目度を上げて法律や仕組みを変えさせるように仕向けようとしている感もありますね。
良い傾向だと思います。
まだ令和が始まったばかりですが、今年はまだまだ踏み間違え事故の報道が続いていくのだろうかと思うと憂鬱ですね・・・
いつ、身内が犠牲になるかわかりません。
少しでも早くルールでも車でもどちらでも良いですが、何かしらの対策がされることを願っています。