【映画】最後まで息をつけない展開の連続!ドント・ブリーズを見た感想
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
ドント・ブリーズという映画を視聴しました。
昔1回見たことがありましたが、Netflixのホラーを漁っていたところたまたま見つけて、もう1度見てみたらやっぱり面白かったです。
ネタバレをしても面白さが減る映画ではないので、どんどんネタバレはしていきます。
ストーリー概要
舞台はアメリカのデトロイト。
経済破綻しゴーストタウン化が進む街で、養育放棄の両親と暮らす不良少女ロッキーはいつの日か共にここから抜け出そうと妹に約束していたが、そのために必要な逃走資金を得られるあてはなかった。
ボーイフレンドのマネーから地下室に金庫を持っているらしい視覚障害者宅への強盗を持ちかけられた彼女はマネーと友人のアレックスの3人で真夜中に盲目の男性の屋敷に押し入る。
だがその男は元軍人であり、盲目でも超人的聴覚を持ち、侵入者の殺害も厭わない恐ろしい人物だった。
果たしてロッキーとアレックスは、即座にマネーを殺害した盲人の追撃を回避して、悟られることなく静寂を保ったまま密室の家屋から脱出できるのか。
登場人物
ロッキー
演 - ジェーン・レヴィ
日本語吹替 - 水樹奈々
特に仕事もせずアレックスやマネーと強盗を繰り返しながら妹とカリフォルニアへ行くことを夢見ている不良女性。
不良だが、妹の面倒見は良く、根っからの悪ではない。
体中にタトゥーを彫っていて、子供の頃の経験からテントウムシに思い入れがある。
主人公的な女性。
日本語吹き替えが水樹奈々で少し驚きました。
アレックス
演 - ディラン・ミネット
日本語吹替 - 梶裕貴
父親が警備会社に勤めていて、防犯セキュリティシステムに詳しい。
ロッキーとマネーと共に家宅侵入を行っているが、本意ではなく根は真面目な善人。
1万ドル以上の大金を盗んだり銃を持って押し入ったりすることの危険性を熟知している。
ロッキーに想いを寄せている。
見た目はひょろいが後半まで主人公を助けてくれる頼りになる存在。
マネー
演 - ダニエル・ゾヴァット
日本語吹替 - 江口拓也
ロッキーの恋人で、かなり口が悪く下劣な男。
老人宅に強盗に入る際には拳銃を所持していたが、アメリカの法律では、拳銃で武装した強盗相手なら射殺も許される。
しかし仲間想いでもあり、侵入したロッキーやアレックスのことを盲人に話すことはなかった。
ホラー映画でよくある調子に乗ってガンガン動いていて最初にあれしてしまう人。
盲目の老人
演 - スティーヴン・ラング
日本語吹替 - 沢木郁也
古びた家で犬と一人暮らしをしている盲目の老人。
元・軍人で、イラク戦争で手榴弾を受け失明した。
超人的聴覚と老人とは思えない腕力を持ち、銃器の扱いにも長けている。
かつて娘がいたが車ではねられ死亡し、示談金として大金を受け取ったという。
エンディングでは「Blind Man」としかクレジットされていないが、本名はノーマン・ノードストロームである。
もう一人の主人公とも言える存在。
役の人は別の映画でも見た事がある俳優で、わりと有名な人か?
サボり的要約も兼ねた説明
凄い簡単に訳すと、以下。
金が無くて強盗を繰り返していた3人組みがいた。
こんな寂れた街早く出たいけど、お金が無い。
↓
ある1人暮らしをしていて身寄りの無い盲目老人が3000万程家に隠し持っているらしいという情報を入手する。
こんな額の金があれば、強盗はこれで最後にして街から出られるぞ!
↓
いざLets Go!とう
↓
老人に見つかる。
↓
あれ?!この老人めちゃくちゃ強いんだが。。。
元軍人だけあって体つきも凄いし、体術、銃器の扱いにも長けてやがるぞ。
やばっ。
↓
鬼ごっこスタート!
とりあえず、地下室に逃げ込みー。
↓
地下室で女性が監禁されていた。
老人の目的が明らかに。
↓
家の中で鬼ごっこ継続。
↓
最後には逃げ切れたと思ったら。。。
だいたいこんな感じです。
盲目で弱そうな老人宅に大金があるなんてイージーモードだぜと思っていたら、老人が糞ゴツくて化け物みたいに強かったという話。
目が見えない代わりに聴覚が異常に発達しているため、少しの物音も立てれません。
そう、息を吸う音ですら気付かれてしまいます。
タイトルの「ドント・ブリーズ」の「呼吸をするな」という意味はここからつけられたタイトルです。
老人との鬼ごっこ中に同じ部屋の中で音を立てないように密かに動くシーンなどスリル満載です。
耳が良いと思ったら鼻まで良いです。
靴の臭いで侵入者に気付くという化け物っぷり。
もはや、目が見え無いというハンデを完全に克服しています。
耳と鼻がめっちゃ良いし、筋肉も凄くて戦闘力も高い>>>>>目が見えない
そもそも、老人宅での鬼ごっこなので完全に地の利が向こうにあります。
加えて、逃げている最中にブレイカーを落としたりしてきます。
ブレイカーを落とされて暗くなると主人公達は当然何も見えなくなって一気に不利になりますが、老人は元々目が見えていないのでダメージ0です。
絶対絶命の中で老人から無事逃げ切れるのか。
見所・良いところ
登場人物が少ない
良くも悪くも主要な登場人物が4人しかいません。
登場人物が少ないということは物語に広がりがないということですが、逆に言えば話がわかりやすいということです(笑)。
登場人物が何人もいると、それぞれを追うので疲れますが、この話は4人なので楽です。
ホラーホラーしてない
ジャンルはホラーだと思いますが、霊的な怖さ、グロいシーン、露骨に気持ち悪いシーンなどはほぼありません。
アルティメットじいさんとの鬼ごっこを楽しむ映画です。
なので、ホラージャンルが苦手な人でも気軽に見ることが出来ます。
時間も短い
88分の映画です。
最後のエンディングが意外と長かったので実際は80分くらいかもしれません。
短いのでサクッと見ることが可能です。
スリルが凄い
老人の体力が半端ではないので、簡単に逃がしてくれません。
逃げ切れたと思っても家に引き戻されたりととにかく最後まで息がつけない展開の連続です。
初回見た時は、画面から目が話せませんでした。
ついでに、老人から逃げ回るシーンは暗闇から急に出てくるのでハラハラし過ぎて目を覆いたくなるシーンも多くありました。
手に汗握るとはこの事だなと思ったくらい、とにかく画面に釘付けになります。
注意点
後半なかなかキモいシーンがあります。
具体的には老人が保存していた自分の精子を強引に女性に注入しようとするシーン。
擬似レイプみたいな。
といっても老人には性的な欲求があるわけではなく、単純に事故で失った子供の代わりが欲しいだけという。
昔レビューを見ていたら、このシーンのせいでわりと女性から酷評されてた気がします(笑)。
ただし、このシーン以外の評価は普通に高い。
女性はちょっと苦手な人がいるかもと思います。
私は男性ですので、特に何も感じませんでした。
まとめ
盲目老人宅に侵入して強盗しようとした主人公達が完全に悪いと思いきや、実は地下室に女性を監禁していたり人を殺めることを厭わない老人も悪い。
もはやどちらが正義、悪なんて話ではありません。
単純に老人(化け物)と若者の鬼ごっこです。
日本のホラー映画の様なねっとりとした怖さみたいなのはありませんが、常にハラハラしている感じで、こちらが息がつけなくなる。
あれ、俺今ドント・ブリーズ状態じゃん!
みたいな感じの映画です。
気になった方は是非見てみて下さい。
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