10歳の不登校YouTuberゆたぼんについて思うこと。早く来た中二病なのか?
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
10歳で不登校になって、それを10歳の不登校YouTuberとしてネタにしている「ゆたぼん」という子供が話題になっています。
この年齢の子が自分の意志で(表向きはそうなっているが実際は不明)、学校に行かずにYouTuberをしているというのが新しくてウケているという感じでしょうか。
他の子供のYouTuberとちょっと違うのか?
YouTuberをやっている子供は多いですが、だいたい親が自分達のためにやらせているパターンが大半という印象です。
本当に小さい何もわからない様な子供に強制的にセリフ読ませたり、ちょっとわかるようになってきた子にはYouTubeは面白い遊びだと思わせてやらせている感じ。
子供がいる人はわかると思いますが、子供向けのチャンネルに子供が劇をやらされているものなど散見されます。
私はこういうパターンはわりと苦手ですぐに視聴を辞めます。
親は会社バレリスクなどもあったり、単純にディスられたくないのでチャンネル内には出てこないと思います。
子供向けチャンネルは視聴者層が子供達なので特定厨が湧かないという面はありそうです。
子供はそういうことに頭が回らないですからね。
または子供を持つ親も見るとは思いますが、こういう層はある程度モラルがあったりするから安全です。
あと、子供だから単純に叩かれにくいというのもあります。
中年おっさんやおばさんがYouTubeで何かやっていても人気が出なさそうですが、子供がやっていると親がやるよりはいくらか人気が出る確率が高そうです。
また、若い陽キャタイプは自分がガンガン出て体を張りますが、もう若くないとか、陰キャ、または単純に良い大人ではしゃいただり無茶はできないとか私生活の身バレが心配という層が自分達で活動できない代替手段として子供を使うという印象。
この考え方は大きく外れていないと思いますので、子供を金儲け、または顕示欲のための道具に使っていると思ってしまうところが苦手な要因だったりします。
この、ゆたボンですが他の子供YouTuberに比べると少なくとも自分の意志でやっている感が多少はあります。
ワンチャン親からそそのかされて乗ってしまった可能性もありますが、自己主張も強そうですし意外と本当に自分からやってそうな雰囲気はあります。
10歳の子供に出来ることは限界がありますので、親も大いにバックアップしているでしょうが。
例えば、ハイサイまいど!という決まった挨拶とか、服装とか。
そういう入れ知恵は親がしているんだろうなーと思っています。
私はですが、他のやらされている系子供YouTuberよりはちょっとだけマシな印象を持っています。
が、後で調べていると親の経歴があまりにも胡散臭いとあったので、見にいくと確かに胡散臭かったです笑。
父親を調べると実際やらされてそうな気がしてきます。
でも、他の子供のYouTuberよりもキャラ作りを頑張っている印象はあります。
ゆたボンの今後 ありえそうな予想
不登校YouTuberからただの不登校になる
小学校高学年~中学生くらい思春期になると考え方が変わります。
自分の中できつくなっていくとか、急に恥ずかしくなるとかありそうです。
だんだん配信しなくなる→でも学校にずっと行ってないし勉強にもついていけず友達もあまり居ないから結局学校に行けない→YouTubeも辞めているからただの引きこもりにというルート。。。
また、今はいじめられているとかは無いのかも知れませんが、露出があるだけにいじめの対象になる可能性もあります。
周りの同年代の子供がだんだん多感な時期になっていくと、こういう確率が上がりそうです。
今は学校に行けなくなるではなく行かなくなるですが、実際に学校に行けなくなるにシフトしてしまう可能性はあると思います。
今後、長い人生で嫌なことがあればすぐに逃げ出す癖がつく
宿題を全然やらなかったから休み時間にやらされた、またそれでもやらなかったので先生が叩いてきた。
先生は叩いてないと平然と嘘をつくので、それが嫌で行かなくなった。
周りが命令を聞くロボットに見えて同じになりたくないと思った。
いじめとかで行きたくても行けなくなったパターンではなく、嫌な事から逃げて行かなくなったパターン。
何となく言いたいことはわかるし、ちょっと言い回しとかカッコいいですよね。
何だよロボットになりたくないって笑。
早く来た中二病かなという印象。
ちょっと格好いいことを言いたい感は拭えませんが、言いたいことは多少わかります。
ただ、私個人の考え方としてはこれはNG。
人と違うことをやることは超賛成派なんですが、そういうことは最低限合わせるところは合わせた上でやることかなと思います。
小学校の宿題なんて超進学校でも無ければたかが知れていますんで、サクッと効率よくやって終わらせた上で他の作業をやれば良い話です。
たぶん、30分かからないとかそんな感じの量ですよね。
学校サイドも嫌がらせで宿題を出している訳ではなく、小学校の時間でカバーしきれないところをやってねというスタンスですよね。
後で小学校程度の勉強がわからなくなって他の人に迷惑をかけるシーンが想像できます。
また、勉強アプリなどで家でいくらでも出来るという意見もありますが、現実的に厳しいと思います。
アプリなんて、しょせんリクエストレスポンスの世界で、問題なども元々アプリ側が用意してきているものなので、学校がこの範囲をやってくれと出した宿題と範囲が丁度合うとは思えません。
学校が求めているレベルとアプリで勉強できる誤差というか、隙間的なものを考えて埋めることが小学生に出来るとは思えません。
また、単純にちょっとした宿題程度もサクッと終わらせることが出来ない子が、宿題アプリで面倒な勉強をするとは思えません。
単純に宿題をやるより敷居が高いと思います。
今回のケースは嫌なことから逃げている状態ですので、これで問題なく逆に賛美されるみたいなことになれば味を占めて今後も同様に嫌な事から逃げ続ける可能性はあります。
ここらへんは自己責任で勝手にどうぞという世界ですが、今後一切人に迷惑をかけないのであれば問題無いと思います。
が、この年齢の子供がそこまで深く考えてたり、責任は取れないので迷惑をかけるシーンはどうしても出てくるでしょうね。
まとめ
まだ10歳なので色々と大目に見られていたり、ちょっと先で挫折しそうな予想も簡単に出来てしまいますが、この子自体の考え方が嫌いではないのでちょっとだけ今後どうなるか楽しみにみています。
一方で、子を持つ親としては多少迷惑だなとも思いますね。
周りに全然迷惑をかけず自己責任の範囲で収まれば問題無いと思いますが、たぶん迷惑をかけるんでしょうね。
少なくとも親は高確率で迷惑を受ける可能性がありますが、それは今現在親も承認しているみたいなので問題無いです。
学校や世間で同様のことをやりたがる子供がいれば親や学校が迷惑を受けます。
こちらはちょっと厄介です。
不登校で全然問題無いというのに感化されて(もしくはそういう風潮が多少できていって)、ちょっと宿題が嫌だとか学校で嫌なことがあったから学校に行かなくなる子供が増えるとか。
親や学校からすれば迷惑ですよね。
子供ってすぐ真似しますからね。
滑り台で危ない滑り方をしていて自分で怪我をするのは勝手ですが、他の子も真似して他の子も怪我をしてしまうパターンに似るかと。
今後そういうのが問題になってくるかもしれませんと予想しておきます。
同じく不登校の子供達から相談などを受けているともありましたので、学校に行かずともそういう子供達の相談でお金を取ったり、講演とかしたりすれば意外と生きていけるかもしれないとは思いました。
今まであんまり無いパターンなので今後に注目です(色んな意味で)。