サボログ×てんログ

※ブログ説明※

MENU
しばらく商品紹介、アプリ紹介多め!

一般人が日商簿記3級に6回目の受験で受かった話【落ちてモチベーションを上げる勉強法】

f:id:shironopoem:20181015222043j:plain

いつも来ていただきありがとうございます。

 

サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。

 

お金がお金の流れを考えるのが大好きです。

 

私は日商簿記3級に5回落ちて、6回目の受験で合格しました。

 

何度も落ちて辛い人や、心が折れそうな人には読んでもらいたいです。

 

後はこいつ落ち過ぎーとメシウマしたい人に(笑)。

 

 

試験内容(簡単に)

日商簿記の3級試験は、商業高校の卒業要件に入っているところがあったり、銀行員はとりあえず受けさせられるような試験になります。

 

試験内容は詳しくは書きませんが、簡単に紹介すると以下の様な感じです。

 

内容:商業簿記の基礎的な内容
受験料:2800円
合格基準:100点中70点
受験可能回数:年に数回

受験会場:最寄りの商工会議所

 

申し込み方法は商工会議所のHPでWEB申し込みをするか、商工会議所に直接出向くかになります。

 

気になる方はまずは日商簿記で検索して、自分の最寄りの商工会議所がどこか調べてみましょう。 

 

受験動機

転職のため

転職する際に少しでも+になればなーという思いから取得しました。

 

実際に事務の仕事につくのであれば2級以上が欲しいところですが、IT系の中小企業などの畑違いの会社の場合は、「おー簿記3級持ってるんだー」と逆に話が広がる可能性があったり、専門分野以外の勉強も頑張れる人という評価をされる可能性が少ないですがあります。

 

投資のため

私は株取引は4年くらいやっていますが、少しでも投資にとってプラスになることがあればなーと思って取得しました。

 

3級ですと個人商店の取引になりますので、投資のためという意味ではメリットは小さかったですが、お金の流れ方や貸借対照表、損益計算書などが読めるようになったのは大きかったです。

 

これらは、企業の決算期には必ず出てくるものですので。

 

最終的には企業間の取引が主の内容になる2級を取得すると、投資にとって大きくプラスになるのかなと思っています。

 

近々取得したいです。

 

その他

IT関連の資格ばかり取得してきていて飽きてきていたというのもあります。

 

全然畑違いの分野の勉強も面白いかもしれないと思って取得しました。

 

息抜きのような感じですね。

 

勉強方法

最初に本を1冊読み込んで概要を掴んで、後はひらすら問題集の問題を解くという流れで勉強しました。

 

これが最効率です。

 

色んな解説サイトを回ると、簿記で一番重要なことは、問題を解く回数ということが書いてあることが多いですが、実際にその通りだと思います。

 

基本的には似たような形式の問題が出ますし、計算の早さも重要になります。

 

簿記の試験は問題の解き方の時短テクニックなども多いのですが、悠長に受けていると普通に時間が無くなります。

 

最短の勉強期間で合格するべく効率を求めるなら、配点の高い大問1(仕訳)、大問3(清算表)、大問5(財務諸表)を集中的に勉強しておくことをオススメします。

 

100点満点の試験ですが、それぞれ20点、30点、30点の配点があります。

 

特に重要なのが大問3と大問5です。

 

70点が合格ラインなので、このどちらかが全くわからないとなるとその時点で他で全問正解が必要になります。

 

計算ミスなども普通に起こりうるので、その時点でほぼ合格の道が閉ざされるといっても過言ではありません。

 

オススメの勉強方法は、大問1の仕分けがとっかかりやすいので、これで勢いをつけて、体が温まったら?!大問3と大問5を勉強すると良いです。

 

大問3と大問5は表を作成する問題になり、1問に30分以上かかって勉強を始めるのが億劫になることうけあいです。

 

このため、仕分けで準備運動をするようなイメージです。

 

5回落ちた

5回落ちる人がどれくらいいるかわかりませんが、とりあえず私は5回落ちました(笑)。

 

4回まで落ちて凹んでいる人がいたら、大丈夫です安心してください、ここに5回落ちた人がいます!


1回目

転職しようとしている50代の知人(当時無職)と一緒に受験することにしました。

 

その人は仕事を辞めて時間があったということと、何としても就職しないといけないという強い思いから勉強をめちゃくちゃ頑張っていました。

 

そして1発合格してました。

 

50代で事務経験が無い人も努力次第で一発合格ができる試験ということです。

 

私はというと、モチベーションが上がらず勉強を一切しませんでした。

 

1回目は会場に行きませんでした。

 

初回がいきなり不戦敗です。


2回目

1回目は受験に行きませんでしたが、2回目はさすがに受験料を払っているのだから受験するだけしてみようと思い勉強を開始しました。

 

この時は銀行員の知人と一緒に受験。

 

その知人は地方銀行勤務でしたが、半強制的に受けさせられたような感じだったみたいです。

 

モチベーションの上がらない中ちょろっと勉強をして後は本番の私頑張れ!みたいなノリで試験に臨みました。

 

正直、受けた直後はわりといけてるんじゃね!?才能あり!!!みたいに思ってました。

 

52点。

 

さすがに甘くないぞ簿記3級。

 

ちなみに銀行員の知人は69点で1点足りずに不合格。

 

めちゃくちゃ悔しいパターンだろうから、ちょっとかわいそうでした。

 

3回目

2回目があんまり勉強せずに52点だったので、ってことは勉強頑張れば全然いける試験じゃーん!と思い、急にやる気を出して勉強しました。

 

2回目に比べると比にならないくらい勉強して本番を迎えました。

 

2回目があの勉強量で50点そこらなら、今回もらったな!と思っていました。

 

まさかの空前絶後の難しい回が来ました。

 

58点。

 

普通に中途半端。

 

69点とかでギリギリ不合格で悔しいパターンよりはマシか?精神的なダメージ的な意味で。

 

商工会議所毎の合格率が出ますが、私のところだと毎回40 %強ある合格率(40%って一見それなりに高そうですが、そもそも受ける層が銀行員や商業性などのある意味で専門の人達であり、その中で40%です)が20%を切っていました。

 

twitterなどで検索してみると、「マジかよありえない!」、「今回最悪だな!」みたいない罵詈雑言が。

 

それでも受かっている人がいるから凄い。

 

完璧に準備してきた人でしょうか。

 

ある程度運ゲーの側面もあるということを知りました。

 

ちなみに、3回目も2回目で一緒に受験した銀行員の知人と一緒に受験。

 

難しい回だったので、私よりも可能性がありそうなその知人も普通に落ちていました。

 

2連続でダメでメンタルに大ダメージを負ったのか、知人は日商簿記3級の受験をそこで辞めました。 

 

4回目

3回目めちゃくちゃ頑張って勉強したのに落ちたのでモチベーションダウン、完全に沈黙状態でした。

 

また頑張ったところで運ゲーの試験なんて無意味だ!という感じで一切のやる気が無くなっていました。

 

またもや受験せず。

 

不戦敗2回目。

 

試験に落ちると本当にメンタル面にダメージが来ます。 

 

5回目

モチベーションは回復しきっていませんでしたので、勉強は一切しませんでした。

 

しかし、せっかく受験料を払っているのだから無駄にしたくないと思い、無勉強でとりあえず受験だけはしました。

 

過去にある程度勉強した蓄積があるからワンチャンを願って。。。

 

54点。

 

まー甘くない。

 

そんなてきとーに受かったら誰も勉強しないですよね。

 

世の中甘くないです。

 

6回目

2回の受験を経てモチベーションが回復。

 

傷を癒すには時間が大切です。

 

彼女と別れた時もそうですが、試験においても同じようです。

真面目に勉強しました。

 

めちゃくちゃ難しくて落ちた3回目の時が一番勉強していましたが、それを超えるくらいには勉強しました。

 

そして、いざ試験。

 

90点くらいのわりと高得点で合格。

 

この時はさすがに嬉しかったです。

 

簿記の才能がなかったわけじゃなくて、ただ勉強していなかっただけなんだなと思い自信が回復しました。

 

嬉し過ぎて1週間以内に2級の教材を買いに行きましたからね。

 

まだ、全然勉強していなくて埃を被ってるけど。。。

 

まとめ

私の場合結局真面目に勉強したのは2回分だけでした。

 

2回は不戦敗。

 

2回はほぼ無勉強。

 

1回は数年に1回あるかないかの、めちゃくちゃ難しい回。

 

実質4回分くらいは棒に降っていますが、ここでしっかり勉強していたらもう少し早い段階でクリアできていた可能性はあるかもしれません。

 

難易度が特別高い試験ではないはずなので、下手したら1発合格も。

 

ですが、勉強のモチベーションを上げられるか否かも含めて資格試験ですので言い訳に過ぎません。

 

言い訳続きですが、業務(私の場合だとIT関連)に直接関係する資格ではないというところがモチベーションを中々上げられなかった要因だったように思います。

 

取らなくても別に誰からも文句を言われるわけでも、直ちに何かに影響する訳でも無いという。

 

完全に自分が受けたいから受けている試験です。

 

こういったケースではモチベーションを維持するのが難しいことを痛感しました。

 

私は軽い資格マニアですが、その大半がIT関連(自分の仕事に関連がある)ですので、世の中にいる本当の資格マニアは本当に凄いと思います。

 

モチベーションの保ち方を聞きたいものです。

 

話は逸れましたが、私はこの試験は何回も落ちて心がおれそうになりました。(5回以上落ちた試験は今までほとんどありませんでしたので)

 

実際に途中で辞めてしまった知人もいました。

 

ただ、諦めずに何度も受ければいつか受かるということがわかりました。

 

受験料も安いので、とりあえず申し込んでおくのはありです。

 

私のケースのように、ある意味落ちることを利用して!?ちょっとずつモチベーションを回復させながら試験からも離れ切らないみたいなパターンもありだと思います。

 

・受験料を会社が負担してくれる

・受験料が安い

・年数回受験可能

 

こういった試験ではこのようなやり方も可能です。

 

細く長く続けていけば、超絶高難度の試験でもなければ、いつか受かります。

 

落ち続けている人も諦めずに挑戦しましょう。

 

今後は、日商簿記2級に挑戦する予定です。

 

最終的には1級を取得して、公認会計士、中小企業診断士にも挑戦したいという大きい野望も密かに抱いています。

 

あまりにも飛躍し過ぎていて、わかってる人からしたらアホらしいような目標ですね。。。

 

まずは2級を取得してから大口を叩きたいと思います。