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2019年本屋大賞の本ランキング形式で紹介

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いつも来ていただきありがとうございます。

 

サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。

 

今回は本屋大賞2019で選ばれた本をランキング形式で紹介です。

 

本屋大賞って何?ということも合わせて紹介しておきます。

 

 

本屋大賞とは

設立の経緯

売り場からベストセラーをつくる!
本が売れない時代と言われます。出版市場は書籍、雑誌とも年々縮小傾向にあります。出版不況は出版社や取次だけではなく、もちろん書店にとっても死活問題です。 その状況の中で、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、同賞を発案しました。

 

賞の概要

書店員の投票だけで選ばれる賞です。
「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。 また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。

 

本屋大賞2019の本ランキング

【大賞】そして、バトンは渡された

内容

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作

【2位】ひと

内容

たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。

両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋。
見えなくなった未来に光が射したのは、
コロッケを一個、譲った時だった――。

激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説!


母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の
僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せ
ない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた
最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。

そんな君を見ている人が、きっといる――。

【3位】ベルリンは晴れているか

内容

大ヒット『戦場のコックたち』(直木賞、本屋大賞候補作)を超える衝撃!
第二次大戦直後のドイツを舞台にした圧倒的スケールの歴史ミステリ

戦争が終わった。
瓦礫の街で彼女の目に映る空は何色か

ヒトラー亡き後、焦土と化したベルリンでひとりの男が死んだ
孤独な少女の旅路の果てに明かされる真実とは――
読後、きっとこのタイトルに心が震える。

1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり――ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。

 

北上次郎(文芸評論家)「日刊ゲンダイ」より

真相が明かされるラストが圧巻。人物造形も描写も相変わらず素晴らしく、さらに途中にヒロイン
の過去が挿入されるが、この構成もよく、一気読みの傑作だ。

 

豊﨑由美(書評家)

エンターテインメントとして読みごたえがある上に、善と悪、正義と不義、真実と虚偽のグレーゾーン
を描くことで、今・此処(ニッポン)の危機をもあぶり出す。大勢の人に読んでほしい意欲作だ。

 

瀧井朝世(ライター)

ミステリとしての面白さだけでなく、この場所で実際に生きた人々、この時代にあった街の光景を、
決して忘れないためにここにはっきりと刻んでおくのだという著者の気概に胸が熱くなった。

 

杉江松恋(書評家)

普通の幸せがどんなに簡単に奪われるか、取り戻すのがいかに難しいか。それを描いた小説である。
物語のどの情景も克明に浮かび上がる。決して他人事ではない悲劇が目の前にある。

 

南沢奈央(女優)「Book Bang『南沢奈央の読書日記』」より

メインの戦後のストーリーと、そこへ向かう幕間のストーリーが最終章で繋がったとき、身体が痺れた。
最後の一文を読み終えても、しばらく本を閉じることができなかった。

 

2019年本屋大賞第3位
第160回直木賞候補
第21回大藪春彦賞候補
第9回Twitter文学賞第1位(国内編)

『このミステリーがすごい! 2019年版』 第2位 (国内編)
『週刊文春』 2018年 ミステリーベスト10 第3位 (国内部門)
「ミステリが読みたい!」2019年版 第10位 (国内編)

 

【各メディアでぞくぞく紹介!】
「読売新聞」(著者来店)に著者インタビュー掲載 2018.9.30付
「産経新聞」に石井千湖さん評掲載 2018.9.30付
「web本の雑誌」に杉江松恋さん評掲載 2018.10.11
「Book Bang」(南沢奈央の読書日記)に南沢奈央さん評掲載 2018.10.12
「週刊新潮」に石井千湖さん評掲載 2018.10.18号
「週刊文春」に千街晶之さん評掲載 2018.10.25号
「毎日新聞」に岩間陽子さん評掲載 2018.10.21付
「WEBRONZA」に小林章夫さん評掲載 2018.10.22
「週刊朝日」に末國善己さん評掲載 2018.11.2号
「西日本新聞」に原口真智子さん評掲載 2018.10.27付
「北國新聞」に池田香代子さん評(共同通信配信)掲載 2018.10.27付
「高知新聞」「南日本新聞」「熊本日日新聞」に池田香代子さん評(共同通信配信)掲載 2018.10.28付
「毎日新聞」(エンタメ小説 今週の推し! )に内藤麻里子さん評掲載 2018.11.3付
「毎日新聞」(この3冊)に酒寄進一さん評掲載 2018.11.4付
「女性自身」に品川裕香さん評掲載 2018.11.20号
「anan」に瀧井朝世さん評掲載 2018.11.14号
「TBSラジオ 荒川強啓 デイ・キャッチ! 」で豊﨑由美さん紹介 2018.11.8
「日刊ゲンダイDIGITAL」に北上次郎さん評掲載 2018.11.16
「東京新聞」に郷原宏さん評掲載 2018.11.18付
「北海道新聞」に大森滋樹さん評掲載 2018.11.18付
「日経新聞」に書評掲載 2018.11.24付
「毎日新聞夕刊」(文芸時評「私のおすすめ」)に倉本さおりさん評掲載 2018.11.28付
「週刊ダイヤモンド」に北上次郎さん評掲載 2018.12.8号
「クロワッサン」に瀧井朝世さん評掲載 2018.12.10号
「朝日新聞」(エンタメ地図 おすすめ3冊)に門井慶喜さん評掲載 2018.12.9付
「日刊ゲンダイ」(週間読書日記)に須賀しのぶさん評掲載 2018.12.10付
「MOC」(書評番組「コレ読め! 」)で豊崎由美さんと杉江松恋さん紹介 2019.1.3
「朝日新聞」(売れてる本)に小谷真理さん評掲載 2019.6.15付

【4位】熱帯

内容

汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。
この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。
幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!

 

森見登美彦

我ながら呆れるような怪作である

【5位】ある男

内容

愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。

【6位】さざなみのよる

内容

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!

【7位】愛なき世界

内容

恋のライバルが人間だとは限らない!

洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――

本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。

【8位】ひとつむぎの手

内容

人として一番大切なものは何か。若き心臓外科医に課された困難を極めるミッション。医療ミステリーの旗手が挑むヒューマンドラマ。

大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。

【9位】火のないところに煙は

内容

本年度ミステリ・ランキングの大本命! この面白さ、《決して疑ってはいけない》……。「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

【10位】フーガはユーガ

内容

常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。

まとめ

本屋大賞の作品は書店員の投票だけで選ばれています。

 

書店で働いているということは本が好きな人が多いと思います(全員が全員そうではないが比率としては高いはず)。

 

目や感性が肥えた人に選ばれた本ですので、それぞれ面白さは折り紙付きではないでしょうか。

 

個人的に一番気になるのは有名人の高評価が多い、「ベルリンは晴れているか」ですね!

 

読書の秋、楽しみましょう!

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