【ブラック企業】IT人材派遣会社は新人がとても育ちにくい環境です
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サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
人材派遣で働いたことがある人は少ないかもしれませんが、しょーもないIT企業では普通によくあることなんですよね。
今回はIT企業の闇とも言われている人材派遣スタイルの会社の実態の一部を紹介します。
こういった企業ですが、IT企業と謳いながら実際に社内で開発している製品などは一切無く、ただ人売りで生計を立てています。
人売りとは簡単に言えば、外で作業するマンパワーを欲しがっている会社に社員を送り込んで作業させて報酬を受け取るというスタイルです。
底辺IT企業はこのスタイルだらけです。
こういう企業は教育制度も糞もないようなことがほとんどです。
そういう企業の実態を書いてみます。
入社後の研修制度などという甘いものは無い!
ITの人材派遣スタイルの会社は基本的に社内に人がいません。
自社で開発している売れる商品が無いので自社にいる意味が無いですからね。
外にガンガン出て行き、いかに外から稼ぐかが勝負です。
派遣は作業した分お金がもらえます。
社長や部長などの幹部社員ですら外に派遣で働きに出ているところも多いです。
そもそも底辺IT企業の幹部社員は肩書きだけで無能なことも多いですが、またそういった話は別の記事で書きます。
そんな環境ですので、入社してもすぐに派遣先に出るという選択肢しかありません。
選択肢というか、そもそも選択なんてできなくて、強制的に外に働きに出るしかないイメージです。
結果、派遣先で実際に仕事をして学ぶしかない訳です。
ただ、派遣先は完全に運ゲーです。
ちょっとマシな会社はガチガチのIT初心者新人を一人で派遣先に出してもどうにもならないことが多いので先輩社員が先に派遣されている現場に新人が追加で合流するパターンは多いです。
これはまだマシでブラックな企業であれば最初から新人がソロで派遣先に飛ばされるケースもあります。
新人からしたら、めちゃくちゃ不安なパターンです。
どちらのパターンにせよ、派遣先次第の運ゲーに変わりはないですが、ソロ派遣パターンの方が当然リスクがデカいです。
ソロ派遣パターンはまず、コミュニケーション能力が無いと詰みます。
現場でやるべき作業が全然わからないけど、知ってる人や仲良い人が一切いなくてわからないまま溜め込んで、最終的に実は全くわかってませんでしたー→バックレるみたないパターンも多いです。
実際に何度も見ましたね。
また、先輩上司の派遣先に追加で行くパターンも先輩上司が部下を使い慣れていなかったり、育て慣れていなかったりするとアウトです。
新人はしょーもない仕事を与えられて放置プレイとか普通に良くあります。
ドMでも無ければつらいと思います。
俺のやってる姿を見て勝手に盗めみたいなスタンスの人とか普通にいます。
こういうパターンは特にゆとりには辛かったりします。
こちらのパターンは一応先輩と作業出来る分、ソロ派遣パターンに比べていくらか難易度は下がりますが、それでも最低限のコミュニケーション能力などは必要です。
ずっと先輩と一緒ではなく他の会社の人との共同作業があるからです。
稀に研修もあるが糞なことが多い
零細企業は研修が無いところも多いですが、稀にあるところもあります。
ですが内容に一切期待はできません。
しっかりとした研修プログラムなんてものは当然ありません。
思い付きのような研修も多いです。
形だけやったみたいなパターンもよくあります。
酷い会社になるとHPに研修実績を載せるためだけに研修をやっている企業もあります。
社員側からしたらたまったもんじゃないですね。
時間だけ無駄にするパターン。
実例をあげると
CodinGameというゲームプログラミングをして点数を競うようなページがあるのですが、それを研修でやらされたことがあります。
こういうのも良いですが、わざわざ「研修」でやるものでもないと思います。
ゲームを作る会社ならわかりますが、ただのWEBアプリ製作を行う会社だったので、この研修をする意図が本当に謎でした。
他には唐突にホームページ作成などをやらされたこともあります。
結局派遣先でWEBアプリを作成しているのにこんなこと勉強して何になるんだろう感しかありませんでした。
ただの社員間のコミュニケーションの場になっていましたね。
しかも酷いことに、こういった研修が土日にあったりしたんですよね。
出る側は休日を潰してまで出る程のものでもないし、会社側は研修でも給料は払う必要があるります。
双方にメリットがないです。
何が言いたいかというとこういう企業の研修は質が低過ぎるということです。
IT人材派遣会社に新人で入って生き残るには
基本的にコミュニケーション能力があればワンチャンある
コミュニケーション能力というか人柄ですかね。
まー両方必要だと思います。
SEで一番重要と言われている能力はコミュ力です。
論理的思考なども当然大事ですが、一番重要なのはコミュ力だと声を大にして言えますね。
ソロで派遣されてもコミュ力があれば別の会社の社員とすぐに馴染めてやっていけると思います。
先輩とセットで派遣されるパターンも、常に先輩と一緒に動く訳ではないのでコミュ力は必要です。
コミュ力が無い人は人材派遣SEは確実に向いていない(というかすぐに詰む)ので選択肢から外しましょう。
メンタルが強いとワンチャンある
下手なプライドを捨てて、わからないものはわからないと割り切って質問出来る人はワンチャンあります。
こんなしょーもないことを質問するなんてと溜め込む人は向いていません。
相談される側もスケジュールの調整など色々な影響があるのでなるべく早く教えてくれる人の方が良いです。
相談の前の問題の切り分けや自分の中での整理などは当然必要ですが、そのやり方すらもよくわからないのであればもうすぐにでも聞くしかありません。
新人なので出来ないのが当たり前と思ってさっさと聞くのが良いでしょう。
勉強していく意思があればワンチャンある
派遣されている側の企業の人間の能力が派遣先の企業の社員より明らかに高いケースもよく見受けられます。
派遣される側の企業が超有名で大きい優良企業であれば元々の人材としての能力の差なども大きいことがあると思いますが、そうでなければほとんど能力的な差は無いことも多いです。
この場合は派遣先で頑張りつつ裏で勉強などもきっちりと頑張って転職活動などをすればワンチャンあります。
すぐに大企業にステップアップとはいかなくても底辺からは抜け出せるかもしれません。
年齢と能力の関係
年齢が上がるにつれ相応の能力が求められます。
当然と言えば当然ですが、意外とシビアです。
年齢がいっているのに能力が低いと無能だと判断されて、切られやすいです。
そんな歳になるまで何してたのという流れですね。
派遣先は完全に運ゲーですので、超ぬるま湯な職場もあります。
ぬるま湯に浸かっているうちは快適ですが、かまけて何もしていないと数年で無能年配社員の完成です。
SE35歳定年説などがありますが、あれに該当するのはほとんどこのパターンでしょう。
実際のところ無能でも何故か切られずに生き残っている4,50歳の人も意外とたくさんいるので、35歳定年説は信用できませんが。。。
切られようが切られまいがどちらにしろ、こうなってしまってからでは手遅れなので、こうならないためにも普段から意識してレベル上げの作業に取り組んでいく必要があります。
IT技術は日進月歩なのでIT企業にいる以上は基本的に勉強の連続ですが、派遣型のIT企業はそれが本当に重要です。
まとめ
優良企業と比べて零細IT人売り派遣企業などはしっかりとした研修などありません。
各個人個人が意識して現場でやっていける能力を積み上げていかないと生きていけません。
派遣社員はさながらアフリカの野生で生き抜いていくしかない野生動物のようです。
子供の時から動物園で育てられている動物達は野生の動物に比べて狩りの能力などが低いという話があります。
派遣でも意識次第ではとても高い能力を得ることが出来ると思います。
ここまで書きましたが、思い切ってもっと大きい企業への転職に挑戦するのも手です。
意外と人手不足な大企業もあるので、思ったよりすんなり転職が成功することもあります。
以下の様な転職支援サイトを有効利用してステップアップに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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