初めて確定申告に行ったけど、拍子抜けだった話
いつも来ていただきありがとうございます。
サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。
私は社畜です。
いや、脱社畜希望です。
今日は期限が近づいてきたということもあり、ずっと引っ張っていた確定申告に重い腰を上げて行って来ました。
本当に重かったですよ。
何せ初めてですからね。
特に役に立つことは書きませんが、心境ややったことなどを自分の来年以降の忘備録も兼ねて残しておきます。
やったこと
株関連の申告です。
損益通算
去年の相場がなかなかエグくて損失がそこそこあったので、今年以降に損失を繰り越しておきました。
これで100万円以上節税出来るぞー(笑)。
去年大きく勝てているのは超天才か、超運が良いかのどちらかでしょう。
この損益通算は今億トレになっている人も必ずやったことがあると思います。
株式投資をしている投資家にとっては必須です。
某クソ株の配当の申告
プロスペクトという企業の配当を受け取っていましたが、配当が通常の「利益剰余金」からの配当ではなく「資本剰余金」からの配当でした。
要は資本を切り崩して株主に配当を出すということ。
この配当を出してきた時点でこの会社ヤバいんちゃうか?と思ってしまいましたね。
当然ながら普段は源泉徴収が自動で行われる特定口座で取引をしているわけですが、今回の配当の場合は通常口座扱いになるということで源泉徴収がされていませんでした。
これを放置していると無申告になってしまうということでまずいので申告しました。
ちなみに配当の額は40万弱でした。
4円配当だったので、10万株近くは保持していたことになります。
どんだけこのクソ株を持っていたんだ。。。
とっくに売っぱらっていますが、私が持っていた時は60円とかそこらへんの株価でしたが、今は19円とかっw
当時から鼻くそのような株価ではありましたが、今の19円ってもはやクソ株からボロ株にランクダウンしているとも言えます。
この株で数百万単位の損失を出した人も知っていますし、恐らく数百万ではおさまらない人もいるでしょう。
現状はあんまり先が見えませんし、結果を出していないのに経営陣も日本トップクラスの役員報酬を貰っていたり、IRが仕事をしなかったりと株主軽視も酷い企業です。
今後1円抜きでも触りたくない株です(笑)。
そういうことを言っていて、値動きが出てきたら1円抜きはするかもしれないんですが。。。
必要なもの
印鑑
かなり意外でしたが、これは不要でした。
持って行ってましたが、終わるまでに1度も出すシーンがありませんでした。
e-Taxの電子申請だったからだったのだろうか?
マイナンバー
あるに越した事はないけど必須ではない。
マイナンバーカードがあればそれ単品でも大丈夫。
マイナンバーカードを申請していなくて、マイナンバー通知書のみであれば+αで個人が識別できるもの(例えば免許証やパスポートなど)が必要です。
これも完璧に準備して行っていましたが、不要でした。
最後まで役所の人にも何も言われなかったので、こちらから「マイナンバーも入力がいりますよね?」と聞いたところ「実はマイナンバーについてはかなりなあなあでいらないです。
本当はあるに越したことはないんですけどねー」みたいなことを言われました。
そんなものなの?
マイナンバーって国が決めた制度だろうwとか思ってちょっとウケました。
確かに、いまいち広がらないし色々ミスっている感じがあるマイナンバーですが、そこまでだったとは。。。
年間取引報告書
これは損益通算に必要です。
去年の売買の損益がわかる書類になります。
損益通算は去年の損失を繰り越すものですので必須ですね。
自分の証券会社でログインすることでWEBで確認して印刷などもできますが、印刷したものだと確定申告には使えないため、証券会社に郵送してもらう必要があります。
通常口座だと自動で送られてくるっぽいですが、特定口座の場合は自分から郵送を頼む必要があります。
WEBからぽちぽちやれば即完了です。
これに数日かかるので(長いと1週間くらいかかると書いてあった)、ギリギリでやると確定申告期日までに間に合わなくて詰みます。
といっても私の場合は1日で来ましたが。
どう考えても確定申告タイミングなので、証券会社の人が気を効かせてくれたのだろうか。
有能過ぎる楽天証券。
配当金の受け取りがわかる書類
これの申告に来ているので、必須です。
これも去年配当を受け取った後くらいに届いていました。
半年前くらいでしたがしっかり保存していましたよ。
去年1年間の源泉徴収票
これは会社から貰えます。
私の場合は確定申告に必要だということを認識していなくて、無くしていました(間違って捨てた?無能過ぎる。。。)ので会社の事務の人に頼んで再度発行してもらいました。
頼んで1時間程度でやってもらえましたね。
わざわざ源泉徴収票を実際に使うために要求してくる人はほとんど居ないのか驚かれました。
「大口ですか?(笑)」とか無駄に勘ぐられましたが、「いえ、特に」みたいな感じで何とか切り抜け。
副業は禁止されていますが、株式投資は特に禁止されていません。
でも、良い顔はされないしいちいち会社に伝えたくもないです。
手順
家でWEBから出来るってことは知っていましたが、色々調べる時間が取れなかったこと、初めてでしょーもないミスをしたくなかったことから直接、確定申告会場に足を運びました。
①並ぶ
確定申告の初日、最終日、また月曜日は混むということを聞いていたので、最終日と月曜日は外して火曜日を選びました。
それでもかなり人が多かったですね。
1日でこの数かー、確定申告をする人って意外と多いんだなーと思いました。
ちなみに確定申告受付開始時間より30分早く着きましたが、既に20人以上は会場の入り口で列をなして並んでいました。
先頭の人とか、2時間くらい前に来ているのではないか?
雨で寒い日でしたが、気概が違うなと思いました。
受付開始後はその並んでいた順番通りに順番が書いたパネルを渡されて呼ばれていきました。
確定申告は待ち時間が一番長いとも言われていますので、朝1のそれも受付開始時間よりも早い時間から行くのが重要だなと思いました。
私は20番目くらいでしたが、10分くらい待てば呼ばれました。
30分前に到着していますので、合わせても1時間以内。
20番目ですら1番目の人と10分しか違わないのだから1番目になるために数時間早く行く意味は無いと思いました。
とはいえ、早めに余裕を持って着くに越した事はないとは思いましたね。
↓
②役所の人に手助けしてもらいながら作成
最初にe-Taxのログインアカウントみたいなものを作成しました。
これは住所など個人情報を一通り入れて終了。
3分程度で終わりました。
次は源泉徴収票に記載されている額を入力していく、そして肝心の株関連ですが、損益通算をする関係上分離課税になるらしく、分離課税の入力画面で配当の額と去年の損益額を入力。
最終的に配当額と損益額が通算された額が表示されました。
↓
③提出
印刷するところがあるので印刷してもらって、提出。
控えを貰って終了です。
最初から自分で作成して行っている人は②の手順が無く提出だけですのですぐに終わると思います。
ちなみに私は作成からでしたが、1時間以内に終わりました。
待ち時間を合わせても2時間程度でした。
午前9時スタートで11時には終わりましたね。
所感
若い人に限る
申告書類の作成は役所の人に手伝ってもらいながら、作ります。
最初は年配のおじさんに手伝ってもらいましたが、これが最悪でした。
まず、電子申告が可能なはずなのに紙で作成しだしました。
恐らく、WEB慣れしていなくて良くわからないので紙で作るしか選択肢が無いみたいな人だったと思います。
更に、こちらが何度説明しても株式関連の税金のことは中々理解してくれませんでした。
しまいには おじさん「数万株持っているって凄いね」→「あーそれ安い銘柄で60円とかそこらへんの値段なんですよ」→ドテっ(笑)みたいな古いリアクションをしたりとかなり失礼な人でした。
ちょくちょく小言みたいなものも挟んできますが、全然わからないのでてきとーに進めようともするし、はっきり言って無能だと思いました。
結局おじさんがまごまごしているのを見かねて、若い人(私とほぼ同年代だと思う)が来て、「こんな紙でやる必要ないので」みたいな感じでさっとPCでの作成に切り替えてくれました。
更に、この配当(みなし譲渡益)と去年の損益を通算したいんですよというと即座に理解して、サクサク指示&入力をしてくれて速攻で終わりました。
やっぱりリテラシーが低いおじさんはダメだなと思いましたね。
こういう人がいるから、確定申告は時間がかかるとか、面倒みたいな印象がつくのではとさえ思いました。
来年以降もなるべく若い人にやってもらえるようにしたいですね(自分で作成していくとは思いますが、もしサポートが必要になったら)。
若い人は少ない
若い人は少なくて、大半が50台、60台以降の人でした。
たぶん自営だけじゃなくて年金だったりの申告もあるからだと思います。
私は一番若いくらいだったんじゃないかなと思いますが、20台か30台前半だと思われるイケメンのお兄さんや美人なお姉さんも来ていました。
どういう層なのか気にはなりましたね。
そもそも若い人程WEBのリテラシーも高いので電子申請郵送パターンが多いのかもしれません。
そういうのがわからない層が来ているのだと思います。
本当に右も左もわからないレベルのお年寄りも多く来ているっぽくて、相談員の人達はかなり大変だろうなと思いました。
全然わからなくて声を荒げている人もいましたからね。。。
自己中が多い
上でも書きましたが、やはりお年寄りが多いです。
決めつけはあんまり良くありませんが、お年寄りは自己中が多いです。
明らかにこちらのブースで私と役所の人が話しているのに気にせず横のブースから割り込んで話しかけて邪魔して来たり、最初に全体説明をしている人の話を聞かずに資料を漁っている人がいたりと中々カオスでした。
こういうのに邪魔されて作業が捗らないことも確定申告が面倒と思われる一つの要素なのかもしれません。
まとめ
電子申請は思ったよりも簡単だなーと思いました。
やることが少なかったからかもしれませんが、これにちょっとやることが増えたところでな気もしていて、来年以降は余程やることが増えなければ家からWEBでやろうかな思っています。
最初にPCはある程度使えますか?とか聞かれましたが、私SEなんでバリバリ使えるんですけどとは言いませんでしたが、サクサク入力しているので教えてくれている人もやりやすそうでした。
向こうが指示を出す→私が速攻で入力の繰り返しみたいな。
向こうが間違えているっぽいことは指摘したりもして、本当に相談しながら作成した感じでした。
WEBでの作成は本当に簡単で、途中からシステムのチェック仕様とかを気にするくらいの余裕がありました(笑)
今回確定申告の会場に行って確定申告をしてみて学びが多かったです。
やりたいことも全て出来て、無事確定申告の期間内に終わって一安心で肩の荷が一つ降りましたね。
もっと税金や法律だったりお金関連の知識も勉強していかないとなーと思わされました。
本当にそういう意味でも行った価値がありました。
私が現在持っている確定申告に関係ありそうな資格は以下です。
・マイナンバー検定1級
・日商簿記検定3級
全体を通して私の場合はまだやることが少ないので拍子抜けでした。
ちょっと自身がついたので、またフリーランスに一歩近づけたのかなと思いました。